🍅 トマトをもっと知ろう!学びのとまとコーナー

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私たち京都杉田農園では、毎日食べても飽きない「ほんとうに美味しいトマト」を育てています。
でも、トマトは「美味しい」だけじゃありません。

栄養・健康・歴史・雑学まで知るともっと、とまと🍅を好きになってください。

トマトは野菜?果物?どちらでしょうか!


実は植物学的には「果実」に分類されますが、栄養学や食文化的には「野菜」とされています。
植物学では、花が咲いて実を結び種子を含む部分を「果実」と呼びます。

一方で栄養学や料理の分野では、甘味が強くデザートとして食べられるものを果物、それ以外を野菜と考えるのが一般的です。

そのためトマトは、学問と日常の間でユニークな立ち位置を持つ食材といえます。

トマトの歴史について


トマトの原産地は南米ペルー周辺とされ、古代インカ文明の時代から食べられていたと言われています。

16世紀になると大航海時代にヨーロッパへ伝わり、当初は観賞用として広まりました。

その後食用として定着し、各地の料理に欠かせない食材となります。

日本には19世紀に伝わりましたが、最初は独特の酸味から敬遠され、広く食べられるようになったのは20世紀に入ってからです。

👉 「へぇ〜!」と学べる雑学は、食卓の会話ネタにもなります。

トマトの栄養解説

トマト断面

リコピン
トマトの赤は「リコピン」。強い抗酸化作用で、紫外線などの生活ストレスから体を守る心強い成分です。

油と一緒や加熱で吸収率がアップ。サラダにオリーブオイル、スープやパスタソースでもおいしく手軽に、毎日の元気づくりをサポートします。

ビタミンC
トマトには肌のハリや免疫を支えるビタミンCがしっかり。水に溶けやすい栄養ですが、トマトは有機酸に守られ比較的加熱に強いのが特長。

生サラダはもちろん、さっと炒めたりスープや煮込みでもおいしく摂れます。オリーブオイル少々で風味もアップ。

カリウム
トマトには、体の水分バランスを整えるカリウムがたっぷり。

ナトリウムのはたらきを調整し、むくみ・血圧ケア、筋肉や神経の働きをサポートします。

汗で失われやすいので、生サラダはもちろん、スープやトマトジュースで手軽に補給。
塩は控えめに、オリーブオイルや酢と合わせて。

食物繊維
トマトには腸内環境を整える食物繊維も。水溶性は血糖の上がり方をゆるやかにし、不溶性はスッキリ快調をサポート。

皮や種に多いので、ミニトマトは丸ごと、スープや煮込みで無駄なくおいしくどうぞ。

GABA(γ-アミノ酪酸)
トマトには、気分の落ち着きや休息リズムを支える成分として注目のGABA(γ-アミノ酪酸)が含まれます。

食生活のバランスづくりに一役。生サラダはもちろん、ジュースやスープでも手軽にどうぞ。塩は控えめに、オリーブオイルや酢と合わせて。

健康テーマ別コラム

✅ 血圧対策(GABA・カリウム)

トマトに含まれる GABA は交感神経を落ち着かせ、リラックス効果が期待できます。
さらに カリウムが塩分排出を助け、血圧コントロールに役立ちます。

👉 高血圧予防を考える方に、毎日のトマト習慣がおすすめ。


✅ 美肌・アンチエイジング(リコピン・ビタミンC)

トマトの赤色成分 リコピン は紫外線ダメージから肌を守り、シミやしわ予防に効果的。
ビタミンCと一緒に摂ることで、抗酸化作用がさらにパワーアップ。

👉 夏場の紫外線対策にもぴったりの食材です。


✅ ダイエット・代謝アップ(食物繊維・低カロリー)

トマト1個(約200g)はわずか40kcal前後。
低カロリー+食物繊維たっぷりで、満腹感もありながら体に優しい。

👉 夜食にも安心、ダイエットの味方になる野菜です。


トマトは「美味しい」だけでなく、健康・美容・ダイエットの面でも頼れる存在。
知識を得ることで、毎日の一口がもっと特別になります。

▶ 学んだ栄養をそのまま実感!
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トマトの栄養成分」引用元:

  • 文部科学省「食品成分データベース(日本食品標準成分表2020年版〈八訂〉増補2023年)」:赤色トマト/ミニトマトの各成分値。 食品成分データベース+4食品成分データベース+4食品成分データベース+4
  • 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)総合ページ」:成分表の公式配布(PDF/Excel)。 文部科学省
  • 参考(英語):USDA「FoodData Central」— 国際的に広く使われる栄養データベース。 FoodData Central
  • リコピンの分類(カロテノイドの基礎知識):厚生労働省 eJIM「ビタミンAとカロテノイド」。 
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